ロシア外務大臣セルゲイ・ラブロフ。 (写真:THX/TTXVN)
4月1日(モスクワ時間)、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、現在モスクワを訪問中の中国の王毅外相と、二国間関係のさまざまな問題や時事問題について協議した。
ベトナム通信社のモスクワ特派員はロシア外務省の声明を引用し、双方が高官級およびトップレベルの会談のスケジュールについて話し合ったと伝えた。
中国の大臣は、変化する世界におけるモスクワと北京の協力の3つの主な課題を概説した。第一に、二国間関係の強固な物質的基礎を築き、貿易、経済、エネルギー分野での協力を強化し、技術革新とグリーン開発分野の潜在力を活用してさらなる成長の勢いを生み出すことです。
2 つ目の目標は、「分野間の統合を強化するために、相互の開放性をさらに拡大し、経験と革新的な成果を共有することにより、繁栄を共有する」機会を拡大することです。
3つ目の任務は、世界経済の発展に弾みをつけ、「一帯一路」構想とユーラシア経済連合(EAEU)間の協力をさらに深めることです。
国際面では、ロシアと中国の外相はアジア太平洋地域の安全保障とリスクについて議論し、朝鮮半島情勢、イランの核計画、中央アジア情勢に関する地域情勢に触れ、欧州大西洋メカニズムの衰退の中でユーラシアにおける新たな安全保障体制の形成の見通しについて議論した。
ウクライナ問題について、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、永続的な和平合意に達するための基礎として、ウクライナ周辺の紛争の根本原因を除去する必要があると強調した。
これに先立ち、王毅氏はロシア通信社RIAノーボスチとのインタビューで、モスクワと北京の揺るぎない友情は第二次世界大戦中のファシズムと軍国主義に対する共通の抵抗から始まったと述べた。
中国のトップ外交官は、2025年は中国人民が抗日戦争、大祖国戦争、世界反ファシズム戦争に勝利してから80周年に当たることを改めて強調した。
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