「今日、ロシアと北朝鮮の友好関係は、軍事協力を含むあらゆる分野で拡大している。我々は最高レベルで達成されたすべての合意の履行に全力を尽くす」とロシアのアンドレイ・ベロウソフ国防相は強調した。

ロシア国防相は、平壌で北朝鮮のノ・グァンチョル国防相と会談した際、「北朝鮮の同志たちとの緊密かつ効果的な協力を期待している」とも述べた。

ベロウソフ氏は「今日の協議によりロシアと北朝鮮の防衛産業における戦略的パートナーシップがさらに強化されるだろう」と自信を示した。

ベロウソフ大臣は、両国間の関係が急速に発展する中、平壌とのあらゆる分野での協力拡大について協議するため、11月29日に北朝鮮に到着した。ロシア国防省は、ベロウソフ氏が北朝鮮の軍・政治指導者らと会談する予定だと発表した。しかし、議論の詳細は不明だ。

ロシアのプーチン大統領が昨年6月に北朝鮮を訪問した後、両国は包括的戦略パートナーシップ条約に署名した。この条約に基づき、モスクワと平壌はどちらかが攻撃を受けた場合には互いに軍事支援を行うことになる。

最近、米国と韓国は、ウクライナでのロシアの特別軍事作戦を支援するために、北朝鮮が1万人以上の兵士を派遣したと非難した。

しかし、ロシアと北朝鮮は、北朝鮮がロシアに戦闘のために部隊を派遣したという疑惑を否定し、その疑惑は根拠がないと主張している。一方、モスクワは、北朝鮮がロシアに兵士を派遣するシナリオであっても国際法に違反しないことを明確にした。