ほとんどの漁船は20馬力未満で、通常は岸から約5海里離れた場所で漁をします。小さな船には1〜2人が乗り、大きな船には5人が乗り、主に兄弟や親戚が乗っています。

平均すると、漁師は海に出た後1回あたり70万～100万ドンを稼ぐことができます。運が良ければ、漁師一人当たり200万〜300万ドンを稼ぐこともできる。

漁師のトラン・クエンさん（モドゥック県ドゥックミン村在住）は、この季節は波が高く海に出るのは非常に困難で危険だが、その代わりに高値の魚介類が豊富にあるので、ここの漁師はみんな興味を持っていると語った。

「今シーズンは海が荒れているため、穏やかな時期よりも魚やエビの漁獲量が多いです。今日は2回出航して300万ドン稼ぎました。今シーズンは出航に多くの不確実性があることは承知していますが、私たち漁師は生計を立てるためにリスクを負わなければなりません」と、モドゥック県ドゥックミン村在住の漁師ドゥオン・ニーさんは語った。

荒波の季節に海に出れば、普段より何倍も収入が増えるにもかかわらず、常に不確実性が潜んでいるため、すべての漁師が荒波で「勇気を試す」勇気があるわけではない...

「不幸な事故が数多く発生している。船が転覆したり、漁具が流されたりする程度の軽微な事故もあれば、命に関わる深刻な事故もあり、出航が失敗に終わることも珍しくない」と漁師のグエン・ヒューさんは語った。