ミャンマーの軍事政権は2021年2月1日のクーデターで権力を掌握した。この事件により、ミャンマー北部シャン州で強力な反政府勢力との戦闘が再開した。
AFP通信によると、反政府勢力連合は10月27日、ミャンマー北部の軍拠点に対して協調攻撃を開始した。
ミャンマー民族民主同盟軍(MNDAA)は本日、中国との国境からほど近いモンコ近郊の2カ所を含む3カ所の軍事拠点を制圧したと発表した。
MNDAAはまた、シャン州ホパン地域の兵士グループを待ち伏せし、大量の軍事装備を押収した。同団体は死者数に関する詳細は明らかにしていない。
ミャンマー民族民主同盟軍のメンバーが、10月28日、ミャンマー北部シャン州ラウカイン町付近での衝突中に制圧された軍事基地の前を歩いている。
さらに、反政府勢力タアン民族解放軍(TNLA)は10月28日、同じくシャン州ナムカム町の軍事拠点3カ所を制圧し、政府軍兵士18人を殺害したと発表した。 TNLAはまた、ラショーの町にある2つの軍事拠点を占領し、大量の軍事装備を押収したと主張した。
またTNLAは声明の中で、ミャンマー軍がラショーに戦闘機と武装ヘリコプターを派遣したと述べた。地元の救助隊員は、10月27日から28日の夜にラショー近郊で7時間にわたって激しい砲撃があったが、戦闘は本日終了したと述べた。
これに先立ち、ミャンマー軍事政権の報道官ゾー・ミン・トゥン氏は10月27日、反政府勢力がチンシュエホー、ラウカイ、クンロン地域の軍拠点を攻撃し、いくつかの前線基地を制圧したと発表していた。 「我々はシャン州北部の平和と安定を維持しようと努めているが、反政府勢力はその安定を破壊しようとしている」とザウ・ミン・トゥン氏は語った。
AFP通信によると、中国外務省も10月27日、北京は紛争を「注意深く監視」しており、すべての当事者に状況の悪化を防ぐよう呼びかけた。
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