プレデターが高性能DDR5メモリとPCIe Gen5 SSDを発表

Predatorは、DDR5 Hera Gold Editionメモリと、PCIe Gen5x4インターフェースを搭載した2種類のSSDモデルGM9000、GM9を含む、3つの新しいハードウェアデバイスを発表しました。これらの製品は、ハイエンドゲーミング、コンテンツ制作、AI（人工知能）トレーニング、シミュレーション、リアルタイムデータ処理といった高負荷タスクの厳しい要件を満たすように開発されています。

写真：プレデター

Predator Hera Gold Edition DDR5メモリは、48GB DIMMを4枚搭載し、合計192GBの容量を誇ります。DDR5-6000 MT/sで動作し、CL28レイテンシも低く抑えられています。X870/X870E/B850マザーボードと互換性があり、AMD EXPOテクノロジーをサポートしているため、BIOSによるオーバークロック設定も容易です。この構成は、プロフェッショナルなタスクから高負荷コンピューティングシステムまで、大容量と高い処理能力を必要とするプラットフォームに最適です。

Predator GM9000 SSDは、最大14,000MB/秒の読み取り速度と13,000MB/秒の書き込み速度に加え、最大2,000K IOPSのランダム読み取り性能を実現します。8つのNANDチャネルを備えた6nmコントローラと、ダイナミックDRAMおよびSLCキャッシュを組み合わせることで、複数のタスクを同時に処理する場合でも、高速なデータアクセスと低レイテンシを維持します。

GM9モデルは、同じPCIe Gen5 SSDファミリーに属しますが、DRAMは非搭載です。ダイナミックHMBとSLCキャッシュを採用し、14,500MB/秒の読み取り速度と11,000MB/秒の書き込み速度を実現します。銅グラフェン合金冷却システムと自動電源管理を組み合わせることで、長期間にわたる安定したパフォーマンスと消費電力の削減を実現します。

大量のリアルタイムデータ処理において安定性、速度、効率性が求められる利用環境をターゲットとした高性能ハードウェアのラインナップに、新たに3つの製品が加わりました。