2024年米国大統領選挙：カマラ・ハリス米国副大統領は3つの州に重点を置く。 （出典：AFP）

カマラ・ハリス米副大統領は、11月5日の選挙が近づく中、「ブルーウォール」州への選挙資金の集中化を目指し、ペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンの各州で選挙活動を行う予定だ。

ハリス氏は9月17日にフィラデルフィアで全米黒人ジャーナリスト協会のインタビューに応じる予定だ。

2日後、民主党の大統領候補はミシガン州でテレビスターのオプラ・ウィンフリーと合流し、140の草の根団体とともに「Unite for America」のライブイベントに参加する予定だ。

一方、ハリス氏の９月２０日のウィスコンシン州訪問は、昨年７月に大統領選に向けた選挙活動を開始して以来４度目の訪問となる。

ハリス米副大統領の陣営は、数百人のスタッフを動員して各州で大規模な選挙活動を開始した。ウィスコンシン州の彼女の支持者たちは、先週の共和党候補ドナルド・トランプとの討論会以来、50万軒以上の戸別訪問を行い、3,000人以上の新たなボランティアを登録した。

米国大統領選について、ハリス米副大統領は9月12日、ノースカロライナ州での集会で支持者に対し、この国の有権者は彼女とトランプ氏の新たな討論を見るに値するとの考えを示した。

同日、トランプ前大統領は11月5日の選挙前にハリス氏との討論会にはもう参加しないと発表した。

共和党大統領候補のトランプ氏は自身のソーシャルネットワーク「トゥルース・ソーシャル」に、「6月下旬のジョー・バイデン米大統領との前回討論会や、9月10日のハリス氏との対決を含め、第3回討論会は開催されない」と投稿した。