パレスチナ人容疑者がイスラエルで4人を刺殺

イスラエルの救急サービスによると、刺傷事件はイスラエルの首都テルアビブ郊外のホロン市のガソリンスタンドと公園の近くで朝のラッシュアワー中に発生した。

保健当局によると、70歳の男性と66歳の女性が死亡し、他の2人が負傷して病院に搬送された。

治安当局筋によると、襲撃犯はヨルダン川西岸のサルフィット市出身のパレスチナ人、アマル・オデ容疑者（34歳）で、イスラエルへの入国許可はなく、治安関連の犯罪歴もなかった。オデ容疑者は被害者を3カ所刺した後、警察官に射殺された。

警察報道官のイーライ・レヴィ氏は「警官の一人が現場でテロリストを素早く無力化し、さらにひどい攻撃を阻止した」と述べた。

「これは複雑なテロ攻撃だった。犠牲者は約500メートル離れた3か所にいた」とイスラエル国家救急医療サービスの救急隊員は述べた。

警察は声明で、大規模な警察部隊が現場に展開し、ヘリコプターやその他の資材を使って現場周辺を捜索し、襲撃に関与した可能性のある容疑者を捜索していると述べた。

ガザでの戦闘勃発以来、8月4日の攻撃を含め、イスラエルとヨルダン川西岸でのパレスチナ人のテロ攻撃で治安要員を含むイスラエル人25人が死亡した。

ゴック・アン（タイムズ・オブ・イスラエル、ロイター通信による）