モスクワ・タイムズによると、モスクワ（ロシア）のバスマンヌイ地区裁判所は、クロッカス・シティ・ホール劇場でのテロ攻撃に関与したとしてさらに3人の被告人に対する逮捕状を発行した。

被告のイスロイル・イスロモフ、アインチョン・イスロモフ、ディロヴァル・イスロモフ（父親と2人の息子）は、5月22日まで拘留される。捜査によると、24歳のディロヴァル・イスロモフはドゥシャンベ（タジキスタン）で生まれ、その後ロシアに移住し、市民権を取得してタクシー運転手として働いていた。

この人物は、2024年3月11日以前に、テロ攻撃の実行犯の一人であるシャムシディン・ファリドゥニによって採用された。被告人は、攻撃者が現場から逃走する際に使用したルノー車を所有していた。しかし、2月に被告は車を売却したとされているが、車の民事責任保険契約はイスロモフと残っており、更新されなかった。アインチョン・イスロモフは2024年1月以前に犯罪グループに関与していた。裁判で被告人は無罪を主張した。

治安部隊は3月23日に、ダレルジョン・ミルゾエフ、サイダクラミ・ラチャバリゾダ、シャムシディン・ファリドゥニ、ムハンマドソビル・ファイゾフを含むタジキスタン国籍のテロ攻撃実行犯4人を逮捕した。警察は逮捕した男たちをすぐにモスクワに連行した。 4人全員が、組織的集団による死亡を招いたテロ攻撃の罪で起訴された。この犯罪に対する刑罰は終身刑までである。

ミン・チャウ