米国、ベトナム戦争復興事業を多数再開

ベトナム外務省報道官ファム・トゥ・ハン氏

この問題に関して、ファム・トゥ・ハン氏は、戦争の影響を克服するための協力は依然としてベトナムとアメリカの関係の基盤であると断言した。この協力は、両国間の和解、癒し、そして信頼構築のプロセスに大きく貢献し、他の重要な分野における新たな協力の機会を切り開くものである。

「戦争で残された地雷や爆発物の除去、ビエンホア空港の無害化プロジェクトなど、この分野におけるベトナムと米国間の多くの協力プロジェクトが引き続き実施または再開されていることを我々は承知している」と外務省報道官は述べた。

ファム・トゥ・ハン氏によれば、これらのプロジェクトを継続的かつ効果的に実施することで、二国間の平和、協力、持続可能な開発に向けた包括的戦略的パートナーシップを強化することに実際的に貢献するだろう。

また記者会見では、ベトナムが最近米国と関税について積極的に交渉している状況で、ベトナムが米国の関税を回避できるかどうかという質問に答えて、ファム・トゥー・ハン報道官は次のように述べた。

「トランプ政権の新しい税制政策に対するベトナムの立場は2月13日に明確にされた。

ベトナムは、平和、協力、持続可能な発展のためのベトナムと米国の包括的戦略的パートナーシップに基づき、二国間貿易関係の積極的な発展の勢いを維持するために米国と緊密に連携してきた。

今後、ベトナムは米国側と建設的かつ協力的な精神で交流し、情報を共有し、理解を深め、既存の障害を取り除き、双方の利益にかなう二国間経済関係の安定的かつ持続可能な発展に貢献する用意がある。」