さらに、Meta の幹部は、テキストの提案を通じてユーザーの写真を変更できる Instagram の今後の機能や、メッセージ サービス用の絵文字ステッカーを作成できる機能のデモを行った。

この展開は、ソーシャルメディア大手が、月間38億人のユーザーに対して独自の汎用AIツールを提供するという、初めて明確な兆候を示した。これは、Google、Microsoft、Snapchatなどの競合他社が、自社製品にそうしたツールを幅広く組み込むことを発表してから数か月後のことだ。

Metaは一般消費者向けのAI製品をまだ発売していないが、先月、少数の広告主と協力して、AIを使って広告キャンペーンの背景やテキストを生成するツールをテストしていると発表した。

同社は昨年初め、AI製品の需要に対応できるハードウェアとソフトウェアの能力が不足していることを認め、AI部門を再編し、インフラの構築に多額の投資を行ってきた。

メタのCEO、マーク・ザッカーバーグ氏は木曜日の従業員とのセッションで、汎用AIの進歩により、同社はその技術を「当社のあらゆる製品に」組み込むことができるようになったと語った。

マイ・アン（ロイター通信による）