飛行機が激しい乱気流に遭遇、40人が病院に搬送

ガーディアン紙は7月2日、マドリード（スペイン）発モンテビデオ（ウルグアイ）行きの飛行機が激しい乱気流により緊急着陸を余儀なくされ、乗客約40人が病院に搬送されたと報じた。

エア・ヨーロッパの便が7月1日の朝に目的地を変更した後、乗客の大半は軽傷を負い、ブラジルのリオグランデ・ド・ノルテ州の州都ナタールの病院に搬送された。

G1によると、機体が乱気流に遭遇した際に、乗客の一部が骨折や頭部外傷を負った。7月1日午後（現地時間）時点で、少なくとも4人が入院している。

ボーイング787-9ドリームライナーは325人を乗せて6月30日午後11時57分にマドリードを出発し、7月1日朝にウルグアイの首都モンテビデオに到着する予定だった。

午前2時32分、UX045便はモンテビデオから4,000キロ（2,500マイル）離れたブラジル北東部のナタール空港への緊急着陸を要請した。

エア・ヨーロッパはソーシャルメディアXに、「緊急医療を必要とする乗客を受け入れることができる空港」であると投稿し、「さまざまな重症度の負傷をした乗客がいる」と付け加えた。

同州の公衆衛生当局は、スペイン、ウルグアイ、イスラエル、ドイツ、ボリビアからの乗客40人が州立病院で治療を受け、その大半が退院したと発表した。

エア・ヨーロッパは、負傷していない乗客はナタールから255キロ離れたペルナンブコ州の州都レシフェに移送され、そこで宿泊した後、モンテビデオへ飛行機で移動する予定だと発表した。