会議の議論の焦点は、ARF協力の現状と方向性を見直し、共通の関心事である国際問題と地域問題を議論し、第30回ARF閣僚会議(2023年7月)に備えることであった。 ASEAN SOMベトナムの代理代表であるヴー・ホー大使がベトナム代表団を率いて会議に出席した。

各国は、地域が依然として新型コロナウイルス感染症の影響を受けていますが、ARF協力は、特に2022~2023年の中期計画に向けた活動の実施において、近年前向きな進展を見せていることを認識しました。同時に、ハノイ行動計画II(2020~2025年)の実施に向けた努力を評価した。これに基づき、各国は、ハノイ行動計画IIの残りの行動方針の実施を加速化するとともに、2023~2024年の中期計画に向けた行動提案を検討するための多くの措置について議論し、合意した。  

ヴー・ホー大使が会議で講演した。

ヴー・ホー大使は会議で演説し、これまでのARF協力プロセスにおけるベトナムの貢献を強調したほか、2023~2024年の中間期にベトナムが共同議長を務める活動について議論し、合意した。 30年間の設立と発展を経て、参加国はARFの協力プロセスの包括的な見直しを実施し、地域の平和、安定、共通の発展に向けた協議、対話、信頼構築を促進する上でフォーラムがさらに役割を果たせるよう、必要な方向性や方策について議論し、提案する必要があることを強調した。

国際問題と地域問題に関しては、ヴー・ホー上級軍事顧問代理は、地域のホットスポットや、サイバーセキュリティ、気候変動、水資源の安全保障、海洋環境汚染などの新たな非伝統的な安全保障上の課題に対する懸念を共有した。

したがって、SOM 代理長官は、ARF 参加国が上記の課題に効果的に対応するため、包括的かつ総合的なアプローチを推進するために、相違点を調和的に処理する必要があると提案しました。東海に関して、大使はこの海域で起きている複雑な情勢に対する懸念を共有し、ASEANの原則的な立場を推進し、東海で活動するパートナーがこれらの原則、特に国際法と1982年の国連海洋法条約を遵守し、手を携えて東海を平和、安定、協力、発展の海にするよう要請した。

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