ホーチミン市運輸局が10月10日午後のホーチミン市定例記者会見で明らかにしたところによると、ヴォー・ヴァン・キエット通りとホーチミン市・チュンルオン高速道路を結ぶ区間の建設事業は、ホーチミン市人民委員会により、2016年6月25日付BOT契約番号3233/HD.BOT-UBNDに基づき、投資家としてイエン・カン生産貿易サービス株式会社（現イエン・カン・グループ株式会社）に委託された。

投資家およびプロジェクト企業であるホーチミン市-チュンルオンBOT投資ワンメンバー株式会社が、締結済みのBOT契約の義務の履行に重大な違反をしたため、ホーチミン市人民委員会は、2024年6月28日付公式文書第3626/UBND-DA号第1項において、「…ヴォー・ヴァン・キエット通りとホーチミン市-チュンルオン高速道路を連結する区間を建設するプロジェクトに関するBOT契約を一方的に解除する権利を行使するという方針について、上記公式文書における部門間作業部会および関連部門の提案に同意した…」としている。

現在、計画投資省は、締結済みのBOT契約を契約期間前に一方的に終了し、このBOT契約に関連する手続きの最終的な処理と、官民連携（PPP）の形でプロジェクト投資の実施を継続することを求める手続きをガイドする文書を発行しています。

ホーチミン市人民委員会は、PPP 形式に基づき、運輸局にプロジェクト投資準備作業を実施するよう指示しました。このプロジェクトの建設は2025年に開始される予定です。

ヴォー・ヴァン・キエットとホーチミン市・チュンルオン高速道路を結ぶ全長2.7kmの道路プロジェクトには、総投資額1兆5,570億ドンが投入される。

このプロジェクトは2015年10月に開始され、2017年に完了する予定でした。しかし、さまざまな理由により、総建設成果が契約額の12%にしか達しなかったため、プロジェクトは停滞しました。