ドナルド・トランプ氏がアメリカ合衆国第47代大統領に選出された。 （出典：ドナルド・トランプのインスタグラム）

ベラルーシのルカシェンコ大統領は11月6日、トランプ氏に宛てたメッセージの中で、投票結果はトランプ氏の個人的な功績を裏付けるものだと強調した。

ルカシェンコ氏はトランプ氏の健康を祈り、ホワイトハウスの新所有者が米国を「再び偉大にする」ために「鋭い政治的決断」を下すことを期待した。

ベラルーシはロシアの緊密な同盟国である。これに先立ち、クレムリンの報道官ドミトリー・ペスコフ氏は、ウラジーミル・プーチン大統領がトランプ大統領の勝利を祝福する計画を一切承知していないと述べ、米国はモスクワに対して非友好的な国であると強調した。

同日、フランスのマクロン大統領はトランプ大統領と25分間電話会談し、欧州の役割の重要性を強調し、現在の国際危機に直面して世界の平和と安定を回復するために双方が協力することへの期待を表明した。

エリゼ宮は、両首脳が非常に良い会談を行い、ロシアとウクライナの紛争や、トランプ氏が2025年1月に大統領に就任した後の中東情勢などについて議論したと述べた。

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は11月6日、トランプ大統領と電話会談し、ソーシャルネットワークXで「緊密な対話を維持し、協力を推進することで合意した。強く揺るぎないアメリカのリーダーシップは、世界と公正な平和にとって非常に重要だ」と発表した。

中東からは、サウジアラビアの公式通信社が次のように報じた。 サウジアラビアのサルマン国王とムハンマド・ビン・サルマン皇太子はトランプ大統領に祝意を表し、両国間のあらゆる分野での友好関係の強化と発展への期待を表明した。

一方、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相もドナルド・トランプ氏と「温かく友好的な」会談を行い、共和党代表の勝利に祝意を伝えるとともに、「イランからの脅威」やイスラエルの安全保障を確保するための協力の必要性について協議した。

南北アメリカ大陸では、ベネズエラのイバン・ヒル外相が、対話、尊敬、共感の精神に基づき、ベネズエラはワシントン政府と常に良好な関係を築く用意があると宣言し、トランプ氏に好意を示した。

メキシコのクラウディア・シャインバウム大統領もドナルド・トランプ氏の勝利を祝福し、両国間の今後の協力関係に自信を示し、今後も主権を尊重し、開かれた二国間アジェンダを推進しながら協力を続けていくと述べた。

同日、アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領はトランプ氏の勝利を「素晴らしい」と呼び、世界一の大国を再び偉大な国にするため、米国の新指導者を支援する用意があると明言した。

また、アルゼンチン外務省もアメリカ国民に祝意を表し、両国の友好関係を強化することを約束する声明を発表した。