グーグルの元CEO、エリック・シュミット氏は、米軍に対し「役に立たない」戦車を廃棄するよう求めた。

同氏は10月30日にサウジアラビアで開催された未来投資イニシアチブ（FII）会議で、安価なAIドローンがまもなく従来の戦闘形態を時代遅れにするだろうと予測した。

「世界には戦車がたくさんあります。しかし、それらの戦車は今やほとんど役に立たなくなっています。5,000ドルのドローンで500万ドルの戦車を破壊できるのです」と彼は付け加えた。

シュミット氏は約10年にわたり米国政府および軍の技術顧問を務めてきた。

彼は2016年に国防イノベーション会議の議長に就任し、現在は米国国家安全保障委員会の人工知能に関する委員長を務めている。

彼はまた、AI攻撃ドローンを開発するスタートアップ企業、White Storkでも働いています。

同氏は4月にスタンフォード大学で講演し、ホワイトストークの目標はAIを「複雑かつ強力な方法で」使うことだと語った。

フォーブスによると、シュミット氏は「カミカゼドローン」に興味を持っているという。これは、標的に命中すると爆発する爆発物を内蔵した無人システムを指す。

「自動化のコストは急速に低下しており、ドローン戦争は最終的に戦車、大砲、迫撃砲を排除するだろう」とシュミット氏はFIIで述べた。

彼はまた、ロシアとウクライナの紛争中のドローン技術の革新にも驚きを表明した。 「ドローンの戦術を見れば、それは日々変化している」と彼は語った。

ウクライナは独自のドローンプログラムも開発し、陸・空・海の任務のための高度なシステムを生み出している。

（インサイダーによると）