タリバンがアフガニスタンで政権に復帰してほぼ3年半が経ち、インドはアフガニスタンとの関係正常化に向けて世論と好ましい前提を整えている。
インド外務省のビクラム・ミスリ氏は最近、ドバイ(UAE)でアフガニスタンのアミール・カーン・ムッタキ外相と会談した。現在までにミスリ氏はアフガニスタンのタリバン政権と直接接触した最高位のインド政府高官である。
これまでのところ、タリバンは世界のごく少数の国々とのみ高官級会談を行っている。中国は率先してタリバン代表とのハイレベルの直接接触と対話のチャンネルを速やかに確立し、同政権との協力を積極的に推進してきた。中国やロシアと比べると、インドのタリバンへのアプローチははるかに遅い。
インドはタリバン政権への接近をこれ以上遅らせることはできないと悟ったようだ。インドがタリバンを征服することによる実際的かつ戦略的な利益は、地域におけるイスラム過激派の攻撃の脅威に対する安全を確保するとともに、アフガニスタンが中国に封鎖されるのを防ぎ、タリバンを利用してパキスタンと対峙することである。
このゲームでインドが使う切り札は、アフガニスタンでの人道支援と開発協力プロジェクトの実施である。タリバンを征服する上でインドにとって最も重要なパートナーであり同盟国はイランである。タリバンにとって、このインドの援助は願いが叶ったようなものであり、多くの利益をもたらす。インドとアフガニスタンの関係におけるこの変化は、この地域の政治、安全保障、国際関係の状況を根本的に変えることになるだろう。
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出典: https://thanhnien.vn/an-do-chinh-phuc-lang-gieng-185250112222748369.htm
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