英国は環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定（CPTPP）の12番目の加盟国となる。

英国の前政権は昨年加盟条約に署名しており、ＥＵ加盟国の大半も英国の加盟を批准している。

当局は、CPTPPへの参加により、苦境に立たされている英国経済が年間25億ドル（約24億ユーロ）押し上げられると期待している。

英国は2016年のEU離脱国民投票後に欧州連合を離脱し、新たな貿易相手国を積極的に模索しているにもかかわらず、依然としてEU市場に大きく依存している。輸出の40％以上、輸入の50％以上は依然としてEU加盟国向けとなっている。

環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定には現在、英国、オーストラリア、ブルネイ、カナダ、チリ、日本、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、ペルー、シンガポール、ベトナムの12か国が加盟している。

CPTPPは、2016年に米国が離脱したことで行き詰まったプロジェクトである環太平洋パートナーシップ協定（TPP）から形成された。

この協定は以前の協定の規定の大部分を維持し、多くの品目に関して加盟国間の貿易障壁を削減する。

同連合加盟国は現在、世界のGDPの約15％を占め、人口は約5億人である。

ハトラン（NDT、DW、GIによる）