朝鮮中央通信によると、水曜日に実施された実験には固体燃料を使用する中長距離弾道ミサイルが含まれていた。朝鮮中央通信は、ミサイルが精密誘導弾頭をあらかじめ決められた3つの標的にうまく分離したと伝えた。

「複数の弾頭を使って個々の標的を破壊する能力を確保することが目的だ」と声明は述べている。

この発表の前日、韓国軍は北朝鮮が同国東海岸沖に超音速ミサイルと思われるものを発射したが、空中で爆発したと発表した。

韓国、米国、日本は、この発射は国連安全保障理事会の決議に違反するとして非難し、先週行われた北朝鮮の金正恩委員長とロシアのプーチン大統領との会談を受けて北朝鮮の挑発行為に警告した。

一方、北朝鮮のカン・ソンナム国防相は、少なくとも4人が死亡、151人が負傷した米国提供のATACMSミサイルを使ったウクライナのクリミア攻撃を「凶悪な行為」と非難した。

同氏は、今回の攻撃は米国がいかに「主要なテロ支援国家」として行動したかを浮き彫りにしたとし、ロシアからのいかなる報復も「正当な自衛措置」となるだろうと付け加えた。

米国務省は月曜日、米国がウクライナの主権領土防衛のため同国に武器を供与したと発表した。

ホアン・アイン氏（KCNA、ロイター、聯合ニュースによる）