北朝鮮が火曜日に発射した万里鏡1号ミサイルは、5月と8月の2度の失敗に続き、宇宙からの監視能力を高める3度目の試みとなった。
北朝鮮の金正恩委員長は、2023年11月24日に国家航空宇宙技術局のメンバーと会談した。写真:KCNA
北朝鮮は、打ち上げから数時間以内に、新たに打ち上げられた衛星から送られてきたグアムの米軍基地の画像を指導部が確認したと主張した。朝鮮中央通信社(KCNA)によれば、この発射は「自衛権の完全な行使」だった。
金正恩委員長は、この観測衛星は北朝鮮を「敵対勢力の危険かつ攻撃的な動き」から守るのに役立つだろうと述べ、北朝鮮にとって「宇宙大国としての新たな時代」を開いたと付け加えた。
北朝鮮の国営メディアが公開した写真には、金正恩氏が幼い娘のジュエ氏を伴い、国家航空宇宙技術局で科学者や宇宙計画スタッフを祝福する様子が写っている。
黒い革ジャンを着たキム氏は幸せそうに微笑み、制服を着たメンバーたちに手を振っていた。メンバー全員がキム氏とジュエさんを熱烈に応援しているように見えた。
北朝鮮の国営メディアはまた、金正恩委員長が国家航空宇宙技術局(NATA)の職員や軍・政治のトップら、娘と妻の李雪主氏を招いて晩餐会を主催する写真も公開した。
金正恩氏は、国家航空宇宙技術局の職員、軍や政治のトップ幹部、そして自身の娘と妻を招いて晩餐会を主催した。写真:朝鮮中央通信
金正恩氏の家族やレセプションの他の出席者は全員、「NATA」と書かれたお揃いのTシャツを着ていた。 KCNAは、金正恩氏が「宇宙科学者たちに対して父親のような愛情」を示したと伝えた。
火曜日のミサイル発射を受けて、韓国は北朝鮮との5年間の軍事協定を部分的に停止し、両国間の国境に「監視・偵察資産」を配備した。
北朝鮮はこれに応えて、韓国の行動は「無謀」だと非難し、合意を完全に停止し、韓国との軍事境界線を越えてさらに「新型兵器」を配備したと述べた。
ホアン・アイン氏(KCNA、AFP、CNAによる)
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