ロシアのウラジーミル・プーチン大統領とアゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領は8月19日、プーチン大統領の8月18日からのコーカサスの同盟国アゼルバイジャン訪問の一環として、首都バクーで重要な会談を行った。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領(左)とアゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領は8月19日、首都バクーから40キロ離れたザグルバ公邸で会談した。 (アゼルバイジャン大統領府報道サービス) |
スプートニク通信によると、会談で両首脳は貿易協力の強化と二国間関係の拡大を中心にさまざまな問題について協議した。
プーチン大統領は、会談では国際的な課題を含め、両国間の協力の多くの側面が詳細に話し合われたことを強調した。
同氏は会談後の共同声明でロシアとアゼルバイジャンの関係をさらに促進するための大規模な課題が提示されたと述べた。
一方、アリエフ大統領は、バクーとモスクワの現在の交流レベルに満足の意を表し、あらゆる分野でロシアとの関係を強化するというアゼルバイジャンの決意を確認し、プーチン大統領の訪問が二国間関係に多くの利益をもたらすと信じている。
両首脳は公邸で共同声明にも署名し、政府間協定3件と覚書3件を含む両国の政府機関間の6つの文書の調印にも立ち会った。
アリエフ大統領によれば、これらの文書、特に共同声明は「我々の関係の友好的かつ同盟的な性質を再確認するものである」という。
ナゴルノ・カラバフ問題に関して、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、モスクワはアルメニアとアゼルバイジャン間の和平合意を支持する用意があると発表した。プーチン大統領によれば、アゼルバイジャンはカラバフ情勢を完全に解決したいと考えている。
これに関して、同日、アゼルバイジャンのジェイフン・バイラモフ外相はイズベスチヤ紙に対し、「バクーはエレバンとの関係正常化に向けた解決策を積極的に模索している。しかし、アルメニア側による不当な要求はすべて明確かつ法的に拒否されなければならない」と明言した。
アゼルバイジャンは現在、アルメニアと直接の二国間交渉を行っている。しかし、同国はロシアの参加を含め、他の形式の交渉も検討する用意がある。
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