石破茂新首相（左）と尹錫悦韓国大統領は来週、ラオスで首脳会談を行う。 （出典：ロイター、聯合ニュース）

上記の情報は10月3日、韓国の聯合ニュースによって報じられ、両首脳がラオスで東南アジア諸国連合（ASEAN）加盟10カ国の首脳との一連の会議に参加する予定であると伝えられた。

今回の首脳会談は、高まる北朝鮮の核・ミサイルの脅威や、その他の共通課題に対処するため、韓国と日本の両首脳がいかに協力して二国間協力の勢いを維持するのかが期待される中で開催される予定だ。

これに先立ち、10月2日には尹錫悦大統領が石破新首相と初めて電話会談を行い、二国間関係や脅威への対応における協力について話し合った。

韓国大統領府によると、両首脳は電話会談で、二国間協力および米国との三国間協力を強化することで合意した。

尹氏は、韓国と日本は価値観と利益を共有する重要な隣国でありパートナーであると強調し、来年両国が国交正常化60周年を迎えるにあたり、両国関係がさらに改善されることへの期待を表明した。

さらに、両首脳は定期的な往復外交を維持し、できるだけ早く会談して二国間関係やその他共通の関心事項について率直に話し合うことでも合意した。

尹錫烈（ユン・ソクヨル）大統領が、日本企業に金銭を要求する代わりに、民間資金による基金を使って被害者に補償することで、戦時中の強制労働をめぐる長年の紛争を解決することを決定して以来、韓日二国間関係は大幅に改善した。

尹錫悦氏と石破氏の前任者である岸田文雄氏は、長年の停滞の後シャトル外交を復活させ、過去2年間で12回会談した。