ホーチミン市国家大学の寮管理センター（DMC）は、1月7日の夜に寮の正門の外で警備員が不適切な行動をとった事件があったと発表した。この発表によると、1月8日夕方、寮管理センターは、1月7日の夜勤でBエリアの正門（入口）で勤務していた警備員が、寮Bエリアの門の前にバイクを駐車していた若い男性に対し、棒で殴ると脅したり、不適切な言葉を使ったりしたとの報告を受けた。

同センターは、センター警備を担当する部隊のリーダーや、 Bエリアの正門（入口）で勤務する職員と協力し、防犯カメラを取り出し、事件の全容を検証した。警備員と警備サービス提供者は両者とも、報告された事件が発生したことを認めた。警備員の報告によると、原因は、その若者（寮の居住学生ではない）が門の前にバイクを停めており、警備員が注意したがすぐには従わず、口論になったため、警備員が自制できずに上記の行為に至ったとのこと。

寮管理センターは「警備員の上記行為は専門知識、技能、倫理に著しく違反し、学生とセンターに悪影響を及ぼしたと判断し、警備サービス会社は上記従業員との契約を解除した」と発表した。

警備会社は１月１０日、寮管理センターに手紙を送り、事件について謝罪し、同様の事態が再発しないようにすると約束した。同社は現在、地元警察と協力して事件に関する問題の解明に取り組んでいる。同センターは事件の解明に向け、警備会社や警察と連携を続けており、具体的な結果が出次第、学生らに通知するとしている。

寮管理センターは学生に通知し、スタッフの不満足な行動（もしあれば）を厳しく処理することを約束します。寮に住むすべての学生の安全と安心を確保するため、センターの公式チャネルを通じて積極的に情報を提供するよう学生に要請します。