日本のお米はスーパーマーケットで売られています。 (写真:共同通信/VNA)
国内市場の米不足により、日本の民間企業による海外からの米の輸入量が急増している。
2024年度(2025年3月期)の米の輸入申請量は、2025年1月末時点で過去最高の991トンに達した。
現在、企業は高い関税を支払わなければならないにもかかわらず、この輸入米から利益を得ることができる。
米の輸入には2種類あります。一つ目は、世界貿易機関(WTO)の規制により日本は海外から一定量の米を購入する義務があるため、政府が輸入する米だ。
2つ目は、商社や企業などの個人が輸入するものです。これらの企業は政府に税金を支払わなければなりません。
現在の米の輸入割当量77万トンのうち、日本政府は市場の主食として使うために最大10万トンの米を輸入している。
国内米の不作により、2024年度の政府輸入米は7年ぶりに完売した。
民間米輸入に関するデータは2019年度から集計が開始され、2020年度には426トンが輸入された。それ以来、民間の米の輸入量は年間200~400トンの範囲となっている。
しかし、2024年度は昨年12月末時点で468トンとなり、2025年1月末には991トンに倍増した。先月、東京に本社を置く大手商社の兼松は、2025年までに1万トンのコメを輸入すると発表したが、これは前例のない動きだ。
牛丼チェーン店など外食産業からの需要が高いことが理由だという。
流通関係者によると、米国産カルローズ中粒米の仕入れ価格は、送料などを含めて1キログラム当たり約150円。
税金を加えると合計価格は約500円/kgになります。国内産米は現在、店頭で1キログラム当たり900円程度で売られており、輸入米でも十分な利益が出せるという。
横浜市に本社を置くスーパーマーケットチェーン「オーケー」は3月7日から、カルローズ米を10店舗で5キログラム当たり3335円(税込み)で販売している。同社は、この10店舗の米の販売状況に応じて、他の店舗で米を販売するかどうかなどを決定する。
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