ロシアのマーカー戦闘ロボット。 （出典：RIAノーボスチ通信）

NPO法人「Android Engineering」CEO、エフゲニー・ドゥドロフ氏のレポート内容です。

「自動目標認識訓練を行う際、高速ギアレストランスミッションを備えたグレネードランチャーモジュールにより、マーカー戦闘ロボットは人間の射手よりもはるかに迅速かつ正確に目標を攻撃することができる」と、ロシアのモスクワで開催されている国際軍事技術フォーラム「Army-2023」で発表された報告書には記されている。

注目すべきは、ロボットが静止状態からの発射時と移動中の両方で高い性能を発揮したことです。電気光学照準器と武器の駆動装置は分離されており、ロボットは視野内の複数のターゲットを同時に攻撃することができます。

「プラットフォームは現在、人間よりもはるかに迅速かつ効果的にマイクロドローンやその他の複雑な標的に対処できる」と報告書は述べている。 「プロジェクト・マーカーでは、オペレーターはミッションを完了するための意思決定段階にのみ関与します。」

マーカーロボットは、ロシアの有力な研究グループと協力して、NPO「Android Engineering」と潜在的研究基金が共同で開発しました。

このロボット複合体の重量は約3トンで、開発者によれば、人工知能技術に基づく物体認識機能を備えたロシアで最も先進的な自律移動能力を備えている。