ロシアのウラジーミル・プーチン大統領(中央)とウズベキスタンのシャフカト・ミルジヨエフ大統領(右)、カザフスタンのカシムジョマルト・トカエフ大統領が、10月7日にモスクワでロシアから中央アジア2カ国へのガスパイプラインの開通式典に出席した。(出典:NTV) |
TASS通信は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が10月7日、ロシアから中央アジアの2カ国、カザフスタンとウズベキスタンへのガスパイプラインの開通を発表したと報じた。
プーチン大統領はモスクワでシャフカト・ミルジヨエフ氏(ウズベキスタン)、カシム・ジョマルト・トカエフ氏(カザフスタン)と会談した。
プーチン大統領は、現在、ロシアからの「グリーン燃料」がカザフスタンに輸送され、その一部がウズベキスタンに移送される予定であると述べた。
ロシアの指導者は、これはすべての参加者に利益をもたらし、地域のエネルギー安全保障の強化に貢献する「最大の三国間エネルギープロジェクト」であると強調した。
モスクワは信頼できるガス供給者としての立場を確約しており、この分野で常に協力する用意がある。一方、ウズベキスタンは追加的なエネルギー供給を得て、家庭や社会施設の暖房や照明への継続的な供給を確保する。一方、カザフスタンは国内の北部と東部のガス不足問題も解決した。
プーチン大統領は以前、ロシアのガスが中央アジア諸国に供給されたことは一度もないと述べていた。ウズベキスタンは天然資源が豊富な国であるにもかかわらず、燃料不足に直面している。
ロシアの最大のガス購入国である欧州連合(EU)がウクライナ紛争に関連して輸入を大幅に削減したため、ロシアのガス輸出は2022年に21.5%減少した。
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