ロシアはストームシャドウ巡航ミサイル8発を撃墜したと主張しているが、クリミア半島への協調攻撃では長距離ATACMSミサイル2発を撃墜できなかったようだ。
ロシア国防省は本日の声明で、「10月30日午後、ウクライナ軍は8発のストームシャドウ巡航ミサイルを用いてクリミア半島への攻撃を試みた。この攻撃は戦闘防空部隊によって阻止され、全てのミサイルは撃墜された」と述べた。
セヴァストポリのミハイル・ラズボジャエフ市長はこれに先立ち、クリミアの首都上空で2つの航空目標が撃墜され、破片が数か所に落下し、1人が負傷したと述べた。
ロシアの防空ミサイルが10月30日にクリミア上空に発射された。動画: X/Sprinter99800
テレグラムで100万人以上のフォロワーを持つ親ロシア派軍事アカウント「Rybar」は同日、ウクライナ軍が「協調攻撃」を実行し、陸軍戦術ミサイルシステム(ATACMS)2基がクリミア半島東部のオレニフカ村の近くに落下したと伝えた。
「防空部隊はATACMSミサイル2発を通過させたが、一連の予防措置により深刻な被害は防がれた」と報告書は述べ、その後ロシア海軍の黒海艦隊がセヴァストポリ軍港に接近していた自爆ドローン3機を探知し、撃墜したと付け加えた。
ウクライナ国防省は同日、クリミア半島西部の「防空システムの戦略目標を攻撃した」と発表したが、詳細は明らかにしなかった。
ロシア当局は、ATACMSミサイルがクリミアを攻撃しているという情報についてはコメントしていない。
クリミア半島とその周辺地域。グラフィック: RYV
ロシアはウクライナと西側諸国の抗議にもかかわらず、2014年にクリミアを併合した。クリミア半島はロシアの黒海艦隊の後方基地であり、ウクライナ南部と東部におけるロシア軍の重要な補給路であるため、近年、絶え間ない攻撃にさらされている。ウクライナの指導者たちはクリミアを奪還すると繰り返し主張している。
ヴ・アイン氏( RIA Novosti、AFPによる)
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