市は全ての学校を閉鎖し、工事を中止し、車両の使用に制限を課すと発表した。

地元環境大臣は、法的承認と気象状況次第で、当局は11月20日頃から雨を降らせるよう努めると述べた。

市内の空気の質は、毎年冬が近づくと悪化するのが通例で、冷たい空気が車両、産業、建設現場の粉塵、農業用焼却などから発生する汚染物質を閉じ込めるからだ。

「現在の気象状況が続けば、今週も将来も汚染は収まらないだろう」とデリーのゴパル・ライ環境相は記者団に語った。

ライ氏は、雨を降らせる技術の専門家らが作成した提案が金曜日に最高裁判所に提出される予定だと述べた。 「現在の状況と皆様のご支援があれば、少なくとも人工降雨実験は実施できると信じている」と彼は語った。

中国、インドネシア、マレーシアはこれまでにも同様の雨を降らせる活動を行っている。インド環境省は、雨を降らせるためにヨウ化銀などの物質を使う技術で雲を作り出す計画があると発表した。

水曜日の朝（11月8日）の同市の空気質指数は320を超え、スイスのIQAirが「危険」と分類するレベルに達したが、その後294まで下がった。

クオック・ティエン（ロイター通信による）