ロシアのムルマンスク地方ベロカメンカ集落近くのLNG建設センターにあるArctic LNG 2合弁会社のコンクリート構造物。 (出典:ロイター) |
中国の大手国営石油会社であるCNOOCとCNPCは12月25日に北極LNG2プロジェクトへの参加を中止したと報じられている。
この動きは、主要株主であるロシアのノバテクが、米国による制裁による不可抗力を理由に契約上の義務を停止すると発表したことを受けて起こった。
同日、産経新聞は複数の情報筋の話として、三井物産が同プロジェクトから従業員を撤退させることを決めたと報じた。
一方、フランスのトタル・エナジー、日本の三井物産、JOGMECグループも不可抗力を理由にプロジェクトへの参加を中止すると発表した。
これに先立ち、12月21日、米財務省外国資産管理局(OFAC)はロシアのガス会社に対し制裁を発動し、2024年に同プラントが稼働を開始した際にアジアと欧州の第三国が同プラントで生産されるLNGを購入することを禁止した。
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