北西部の山や森に咲くサンザシの花を堪能しましょう

2024年3月25日 | 12:45

TPO - サンザシの花（別名キャットアップル）が満開です。純白の花は、山岳地帯の春の風景に鮮やかな彩りを添えています。 ソンラ高原の谷や山の斜面、村々を包み込むように白い花が咲き、世界中から訪れる人々を魅了しています。

北西部の山や森に咲くサンザシの花を眺めて魅了されました。

サンザシの花（別名キャットアップル）は、2月中旬から3月末にかけて咲き始めます。開花期は1ヶ月以上続き、世界中から観光客を魅了します。

サンザシの花はプラムやナシの花ほど純白ではありませんが、その純粋な美しさは北西部の春の鮮やかな花である桃やバウヒニアの花に匹敵します。

サンザシは5枚の花びらと黄色い雌しべを持ち、不毛な土地でも容易に生育します。風、霜、豪雨にも耐えるこの植物は、北西部高地の粘り強くしなやかな生命力を象徴する植物でもあります。

ムオンラ県ゴックチエン村ナムギエップ村には、地元の人々が長年かけて植えた何千本ものサンザシの木があります。サンザシの花の美しさは、山岳地帯に住むモン族の少女の姿に例えられ、自然で素朴、そして生命力に満ちています。

ハノイ出身のレ・ハさんはこう語りました。「ナム・ギエップ村での3日間は、素晴らしい体験でした。白いサンザシの木が咲き誇る家々の間から夕日が差し込み、村人たちが焚く火の優しい音が聞こえてきました。あの素晴らしい瞬間は、いつまでも忘れられないでしょう。」

朝日を浴びて白く輝くサンザシの花が咲き、遠くから訪れる人々を再び惹きつけます。

グエン・チョン・タイ