スイス外務省は2月1日、同国のイグナツィオ・カシス外相がインド、中国、韓国、フィリピンを訪問すると発表した。
スイスのイグナツィオ・カシス外相は、アジア4カ国の外相と会談し、二国間協力や世界的な課題への対応について協議する予定だ。 (出典:マドーテ) |
発表によれば、カシス外相は2月5日から8日までのアジア歴訪中に、上記諸国の外相と会談し、スイスとアジア太平洋地域の国々との関係について重点的に議論する予定である。
カシス外相はインド訪問で外遊を開始するとみられる。ここで彼はスブラマニヤム・ジャイシャンカル外相と会談し、二国間経済協力の進捗状況、教育、研究、イノベーションにおける協力、ウクライナ紛争の解決に向けた対策について話し合う予定だ。
スイス外務大臣はその後、韓国を訪問し、ホスト国の趙泰烈外相と初会談を行う予定。
韓国はスイスとともに2024年初めから国連安全保障理事会の非常任理事国となる。したがって、両外相の会談は現在の世界安全保障問題に焦点を当てることになる。
カシス氏はその後中国を訪問し、王毅国家主席と会談する予定だ。これは、中国の李強首相の最近のベルン訪問に続き、両当局者による今年2度目の高官会談となる。会談は、新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより2019年以来中断されていた両国外相間の戦略対話メカニズムを再開することを目的としていた。
最後に、カシス外務大臣は2月8日にフィリピンを訪問し、エンリケ・マナロ外務大臣と会談する予定である。スイス連邦評議員のマニラ訪問は2008年以来初めて。議題には経済関係、フィリピンの発展に対するベルンの貢献、アジア太平洋地域の地政学的状況などが含まれる。
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