11月6日、リビア国民統一政府(GNA)の不法移民対策局(DCIM)の治安担当副局長モハマド・バルダ氏は、リビアが約600人のエジプト人不法移民の国外追放を開始したと述べた。
不法移民はエジプトとリビアの関係において何十年にもわたって重要な話題となっている。 (出典:ゲッティイメージズ) |
バルダ氏は、DCIMがリビアに不法入国したエジプト国民約600人の国外追放を開始したことを強調した。移民たちはバスを利用してリビア東部の反政府勢力支配地域に渡り、エジプト国境に到達して欧州を目指している。
彼らの中には、何千人ものエジプト人が長年リビアに定住し、特に首都トリポリ周辺の地域で農業や建設業などの産業に従事している。
2011年にムアンマル・アル・カダフィ政権が崩壊した後、リビアは東西の二つの対立する勢力に分裂した。それ以来、国連機関がリビアの難民と移民の帰還に責任を負ってきた。
しかし、リビアの二つの対立する政府間の最近の合意により、GNA内務省管轄の機関であるDCIMが不法移民の国外追放を任されることになった。
リビアは毎年何万人もの移民にとってヨーロッパへの海路の通過地点となっている。国連の国際移住機関(IOM)によれば、2023年5月から6月の間に70万人以上の移民がリビアに到着した。
[広告2]
ソース
コメント (0)