イランの最高指導者アリー・ハメネイ師は12月22日、中東の武装勢力はテヘランの代理軍として行動していないと断言した。
ハメネイ師は12月22日、テヘランで行った演説で、「イラン・イスラム共和国には代理軍は存在しない。イエメンは信仰のために戦う。ヒズボラは信仰の力に駆り立てられて戦場へと赴く。ハマスとジハード主義組織は、自らの信念に突き動かされて戦う。彼らは我々の代理軍ではない」と述べた。AFP通信が報じた。

イランの最高指導者アリー・ハメネイ師が12月22日の会合で演説した。
西側諸国は長年、「抵抗軸」として知られる非公式同盟の武装集団をテヘランの代理勢力とみなしてきた。抵抗軸にはイランのほか、イラクのシーア派イスラム武装勢力、ハマス、ヒズボラ、イエメンのフーシ派運動も主力として含まれる。これらのグループはすべて、地域共通のライバルであるイスラエルと、テルアビブの同盟国である米国を抱えている。
「彼ら(アメリカ)は、イランはこの地域で代理軍を失ったと言い続けている。これはまたしても誤りだ。いつか我々が行動を起こさなければならない時が来たら、代理軍は必要なくなるだろう」とハメネイ師は述べた。
ハメネイ師の発言は、ハマスやヒズボラなどの親イラン勢力が1年以上イスラエルと戦闘を続けている中で出された。イエメンのフーシ派は紅海の船舶に対して局所的な攻撃を開始し、米国とイスラエルからの報復にも直面している。最近では、12月21日に米軍がイエメンの首都サナアのミサイル倉庫とフーシ派の司令部を空爆したと発表した。
シリアの元大統領バッシャール・アル・アサド政権もシリアを支持しており、親イラン勢力に武器を提供していた。しかし、アサド大統領は12月初旬に反政府勢力によって打倒され、反政府勢力は新たな政府を樹立した。
イランの最高指導者はまた、米国がイラン国内に不安定さと混乱を引き起こそうとしていると批判した。ワシントン当局はこれらの声明に対してまだ反応していない。
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出典: https://thanhnien.vn/lanh-tu-toi-cao-iran-tuyen-bo-khong-co-va-khong-can-luc-luong-uy-nhiem-185241222202447348.htm
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