アルジェのVNA特派員によると、8月16日、ボランティアグループは、スーダン中部シナール州の村が準軍事組織の緊急支援部隊（RSF）の攻撃を受け、少なくとも80人が死亡したと語った。

ボランティア団体「シンナール青年協会」は、RSFが8月15日に5日間の包囲の後にシンナール州アブ・フジャル地域のジャルクニ村に対して血みどろの攻撃を開始し、少なくとも80人が死亡したと発表した。

声明では「RSFが村の少女たちを誘拐しようとしたが、住民が抵抗し、この虐殺につながった後に攻撃が起きた」としている。声明ではさらに、RSF部隊が住民の抵抗に対し無差別発砲し、住民の家を襲撃することで応じたと付け加えた。 RSFはこの事件についてまだコメントしていない。

6月以来、RSFは州都シンガを含むシンナール州の大部分を支配しており、一方スーダン軍（SAF）は東部シンナール地域を支配している。

国際移住機関（IOM）によると、シナール州での戦闘により72万5000人以上が避難を余儀なくされた。 SAFとRSF間の致命的な紛争は2023年4月15日から続いており、少なくとも16,650人が死亡している。

最近の国連データによれば、現在、推定1,070万人のスーダン人が国内避難民となっており、そのうち約220万人が近隣諸国に避難している。

VNAによると