パキスタンとアフガニスタンに国境を接するイランのシスタン・バルーチェスターン州は、武装集団と麻薬密売の温床となっている。 （出典：RAND）

過激派掃討作戦は10月26日にシスタン・バルーチェスターン州で開始されたと、作戦に参加している部隊の報道官サルダール・アハメド・シャファイ氏が明らかにした。

シャファイ氏は11月10日の声明で、作戦開始以来、計15人のテロリストが殺害され、33人が逮捕され、さらに2人が自首したと付け加えた。

同当局者は、イラン軍は同地域での対テロ活動を継続する意向であると強調した。

同日11月10日、ファルス通信は、シスタン・バルチスタン州南部サラヴァン地区で発生したテロ攻撃でイラン治安部隊員少なくとも5人が死亡したと報じた。

パキスタンとアフガニスタンに国境を接するシスタン・バルーチェスターン州は、武装集団と麻薬密売の温床となっている。 10月26日、反政府勢力の一団がこの州の国境警備隊を攻撃し、イラン軍兵士と警察官10人を殺害した。