イラン、国産ロケットで研究衛星を軌道に乗せる

イラン、国産ロケットで研究衛星を軌道に乗せる。（出典：PressTV）

9月14日、イラン国営通信社（IRNA）は、同国がイスラム革命防衛隊（IRGC）が製造したロケットを使用し、研究衛星を軌道上に打ち上げることに成功したと報じた。

イラン通信（IRNA）によると、重量60kgの衛星「チャムラン1号」は高度550kmに到達した。地上局は衛星からの最初の信号を受信した。衛星の主な任務は、宇宙空間におけるシステムの試験と評価である。

イラン通信（IRNA）によると、チャムラン1号衛星の打ち上げに使用されたQaem-100ロケットは固体燃料を使用し、IRGCの航空宇宙部門によって設計・製造された。イランはさらに13基の衛星を同時に打ち上げる計画だ。

昨年1月、イランは高度750キロメートルに到達したソライヤ衛星を含む3機の衛星打ち上げに成功した。イランの衛星がこれほどの高度に到達したのはこれが初めてである。