10月28日、イランのホセイン・アミール・アブドッラーヒアン外相は、米国がイスラエルへの支援を続けるならば、米国に対して新たな戦線を築くと発表した。
2023年10月13日、ダマスカスで記者会見するイランのホセイン・アミール・アブドッラーヒアン外相(左)とシリアのファイサル・メクダド外相。(出典:AP通信) |
アブドラヒアン氏は10月27日、ブルームバーグテレビのインタビューで、「米国は他国に自制を勧めているが、イスラエルを全面的に支持している。米国がこれまでのやり方を続ければ、米国に対する新たな戦線が開かれるだろう」と強調した。
アブドラヒアン外相は、テヘランはシリアや同地域の他の地域に部隊を派遣していないと指摘したが、ガザ地区におけるイスラエルの活動は深刻な結果をもたらすだろうと警告した。
「新たな戦線の出現は避けられず、イスラエルは自らの行動を後悔せざるを得なくなるだろう…何が起きてもおかしくなく、いかなる戦線も出現する可能性がある」とイランの大臣は警告した。
前日、国防総省は、ジョー・バイデン大統領の命令により、米国がシリアのイスラム革命防衛隊(IRGC)と親イラン団体が使用している2つの施設を攻撃したことを確認した。
これに先立ち、ロイド・オースティン米国防長官も10月26日に、米国がシリア東部のアブ・カマル近郊にあるイラン革命防衛隊とその関連組織の施設を攻撃したことを確認している。
ホワイトハウスによれば、これはシリアとイラクにあるイランの基地への一連の攻撃で21人が軽傷、1人が死亡したことを受けてのイランの最高指導者アリー・ハメネイ師への警告だという。シリアは10月25日に、ダマスカスとアレッポの空港を追って通知があるまで閉鎖すると発表していた。 10月24日、イスラエルの攻撃によりアレッポ空港は10月7日のガザ戦争開始以来4度目となる閉鎖となった。
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