韓国の尹錫悦大統領（左）と日本の岸田文雄首相は5月21日、広島市で首脳会談を行った。（出典：聯合ニュース）

これは、日本と韓国の首脳によるわずか2か月間の3回目の会談であり、両国は韓国がかつて日本に植民地支配されていた過去によって影響を受けた外交関係の修復を目指している。

この会合はG7サミットの傍らで行われた。これまでの２回の会議は、両国首脳の二国間訪問の一環として、３月に東京で、５月初めにソウルで開催された。

同日早朝、開催国の岸田文雄首相と尹錫悦大統領は広島平和記念公園にある1945年の広島への原爆投下による韓国人犠牲者追悼碑を訪れた。

2022年3月に尹錫悦氏が韓国大統領に選出されて以来、北東アジアの2隣国間の関係は改善の兆しを見せている。

3月に韓国政府が日本企業に拠出を求めることなく日本による戦時中の強制労働の韓国人被害者に補償金を払うと提案して以来、両国の関係は大幅に改善した。