インドのチャンドラヤーン3号探査機が月面ミッションを完了した。 (出典:AFP) |
インド宇宙研究機関(ISRO)は、チャンドラヤーン3号探査機が月面での任務を完了し、待機モードに入ったと発表した。チャンドラヤーン3号探査機は7月4日に打ち上げられ、8月23日に月面着陸に成功した。
ISROによれば、この宇宙船は過去11日間で月面から100メートル以内を移動したという。 9月2日夜、NASAはソーシャルネットワークX上で、「探査機は割り当てられた任務を完了しました。探査機は現在、安全にドッキングし、スタンバイモードにあります。レーザー発光分光計(LIBS)とアルファ粒子X線分光計(APXS)は電源がオフになり、データは地球に送信されました」と発表しました。
発表では、バッテリーシステムは完全に充電されており、太陽光パネルは9月22日に予想される次の日の出の光を受け取る方向に設置されているとも述べられた。
チャンドラヤーン3号は月面着陸に成功し、インドの宇宙産業にとって歴史的な一歩となった。インドは米国、中国、ソ連に続いて、宇宙船を月に着陸させた世界で4番目の国だが、月の南極に探査機を着陸させた最初の国である。
インドは月探査に成功した後、9月2日正午に太陽を観測するためのアディティアL1宇宙船を搭載したロケットを打ち上げた。ロケットはスリハリコタ島にあるインド宇宙研究機関の発射台から打ち上げられ、オンラインで生中継された。
アディティアL1(ヒンディー語で太陽の意味)宇宙船は、4か月かけて太陽まで150万キロの旅をし、太陽風を調査する予定だ。インドの科学者たちは、地球の周りを周回する何千もの衛星に対する太陽放射の影響についてさらに詳しく知りたいと考えている。
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