アンチェロッティ監督が将来について語り、ブラジル代表を率いる可能性に言及

「ブラジルのようなワールドクラスのチームを率いる可能性について言及されたことを誇りに思う。それはもうすぐ分かるだろう。しかし、レアル・マドリードのことは最後の瞬間まで待つつもりだ」と、アンチェロッティ監督はレアル・マドリード対カディス戦前の記者会見で語った。

アンチェロッティ監督のレアル・マドリードとの契約は、2023-2024シーズン終了時に満了となる。64歳のイタリア人戦略家である同氏は、2022年ワールドカップ直後に、辞任したチッチ監督の後任としてブラジル代表の新監督に就任するのではないかと噂されている。

ブラジルサッカー連盟（CBF）のエナルド・ロドリゲス会長はかつてこう断言した。「アンチェロッティ監督は、レアル・マドリードとの契約が2024年6月30日に満了した後、ブラジル代表を率いることに合意した。それまではフェルナンド・ディニス監督が暫定的に指揮を執り、その後アンチェロッティ監督がコパ・アメリカ2024で代表の指揮を執ることになる」

「レアル・マドリードとの契約はまだ残っているので、他のクラブやチームを率いる可能性については何も話しません。ここでとても幸せですし、レアル・マドリードからの（契約延長の）オファーを待つつもりです」とアンチェロッティ監督は語った。

アンチェロッティ監督はまた、チームが契約を更新しないことを決定した場合、レアル・マドリードが2024～2025シーズンに向けて新しい監督を選ぶ可能性についても語った。

「シャビ・アロンソとチアゴ・モッタは、私が今とても気に入っている若手監督です。中でも、ブンデスリーガ（ドイツ）でバイエル・レバークーゼンを11勝1分けの無敗で率いているシャビ・アロンソは、素晴らしい選手人生を送り、非常に印象的な監督です。シャビ・アロンソは近い将来、レアル・マドリードの監督になるために必要な資質をすべて備えていると思います。シャビ・アロンソはリバプール、レアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘンといったビッグクラブでプレーした経験があり、クラブをよく理解しており、ファンからも非常に愛されています」とアンチェロッティ監督は語った。

マルカ紙によると、「アンチェロッティ監督は、現在の危機（2026年ワールドカップ予選での不振）を打開するために彼の助けを切実に必要としているブラジル代表チームで新たな挑戦を選ぶかもしれない。レアル・マドリードは、フロレンティーノ・ペレス会長が今シーズンの結果をまだ見ていないため、契約延長交渉を進めるための動きはまだ見せていない」とのことだ。

レアル・マドリードは現在、ラ・リーガで2位につけており、首位は馴染みのないジローナだ。スペイン王者ジローナは既にチャンピオンズリーグのベスト16進出を決めており、国王杯とスペイン・スーパーカップの2つの舞台にもまだ残っている。