Livemintによると、マイクロソフト株は6月15日の取引終了時点で3.3%上昇し、1株当たり349.15ドルで取引されていた。同社の株価は年初来でも45%以上上昇しており、2021年11月19日には1株当たり343.11ドルの過去最高値を記録した。同社の株価の1日中最高値は2021年11月22日に記録された349.67ドルだった。
マイクロソフトは世界で最も価値のある企業の称号をめぐってアップルに挑戦している
報告書によると、マイクロソフトの株価も今年初めから約7,700億ドル増加した。これにより、マイクロソフトの時価総額は約2兆5,700億ドルとなり、アップルよりわずか13.6%低い。 AI技術への多大な努力により、マイクロソフトは世界で最も価値のある企業の地位をめぐってアップルに挑戦できる可能性がある。
マイクロソフトの株価が急騰したのは、同社が自社の製品やサービス全体に汎用的なAI機能を導入すべく、グーグルなどの同業他社と競争しているここ数カ月のことだ。このソフトウェア大手は、Microsoft から数十億ドルの投資を受けている企業である OpenAI の AI 技術を活用して、Excel、PowerPoint、Outlook、Word を含む Office スイートのアプリ全体を刷新している。 OpenAIは昨年末、ChatGPTと呼ばれるAIチャットボットを立ち上げ、大きな話題を呼んだ。最近のプレゼンテーションで、マイクロソフトのCFOエイミー・フッド氏は、汎用AIは「当社史上最も急速に成長する100億ドル規模の事業」になると述べた。
ロイターは6月15日、JPモルガンのアナリストもAIがマイクロソフト製品の需要を押し上げているとし、マイクロソフト株の目標価格を引き上げたと報じた。アナリストのマーク・マーフィー氏は、マイクロソフトはAI事業だけで評価額100億ドルへの道を急速に進んでいると見ているという。
マイクロソフトのOpenAIへの投資は同社にAI分野での優位性を与えた
リフィニティブのデータによると、マイクロソフトを担当するアナリスト53人のうち44人が同社株の購入を推奨しており、平均目標株価は340ドルとなっている。 JPモルガンのアナリストは「汎用AIに対する強気な見方を改めて表明するとともに、それが引き続き主要ソフトウェアブランドへの信頼を新たにするとみている」と述べた。
マイクロソフトの利益は前年比10.4%増の1株当たり2.27ドルとなり、ウォール街の予想である1株当たり2.23ドルを上回った。同社の純利益は9%増加して183億ドルとなった。
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