11月21日、ロシアが新型極超音速ミサイル「オレシュニク」で攻撃したことを受けて、駐英ウクライナ大使で元ウクライナ軍(VSU)司令官のヴァレリー・ザルジニー氏は第三次世界大戦を宣言した。
米国国防総省の報道官補佐サブリナ・シン氏。 (出典:TASS) |
ポリティコはザルジニー氏の発言を引用し、「長らく予測されてきた」第三次世界大戦が2024年に始まったと伝えた。
ウクライナ領内でこれが起こるのを防ぐことは可能だと仮定し、この東欧諸国の元軍司令官は「何らかの理由で、我々のパートナーはこれを理解したくないのだ」と疑問を呈した。
ザルージニー大使は、国際社会に対し正しい結論を導き出しウクライナ紛争を終結させるよう呼びかけ、世界の指導者たちがこの問題の重要性をまだ認識していないことを強調した。
同日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシアがドニプロのユジュマシュ工場を攻撃するためにオレシュニクと呼ばれる新世代の極超音速ミサイルを使用したことに対し、世界の指導者に断固たる対応を求めた。
ゼレンスキー大統領はソーシャルメディアに「世界は反応しなければならない」と投稿し、今回の事件は紛争の大きなエスカレーションだと述べた。 「世界からの決定的な反応はまだない」
同日、ウクライナ外務省もロシアによる「新兵器」の使用に対し国際社会に迅速な対応を求めた。
一方、米国側では、国防省の報道官補佐サブリナ・シン氏が、米国はロシアと対立するつもりはないが、ウクライナへの軍事支援は継続すると述べた。
さらに、彼女によれば、米国はウクライナを支援しながらも、この紛争をウクライナ国境を越えた大規模な地域対立にしようとはしていないという。
タス通信によると、国防総省当局者は、新型中距離極超音速兵器による攻撃後のロシアの核態勢についてコメントし、 「モスクワによるいかなる調整も見られず、それに応じて我々の核態勢も調整していない」と明言した。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は11月21日夜、国民に向けたテレビ演説を行い、西側諸国がウクライナによるロシアへの長距離攻撃を容認する決定を下したことを受け、モスクワは新型中距離極超音速弾道ミサイル「オレシュニク」を初めて使用したと発表した。
このミサイルには通常弾頭が搭載されているが、核弾頭も搭載できるように設計されている。
プーチン氏によれば、ロシアはロシア国内の標的に対する兵器の使用を認める国の軍事施設に対して兵器を使用する権利を持っているという。ロシアは今後「オレシュニク」を使用する際には事前に警告し、危険地域と指定された地域から民間人が立ち去ることを許可するだろう。
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出典: https://baoquocte.vn/dai-su-ukraine-tuyen-bo-ve-the-chien-iii-tong-thong-zelensky-cau-vien-phan-ung-an-cau-my-khang-dinh-khong-muon-doi-dau-nga-294652.html
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