ベトナム製品がサウジアラビア市場に参入する機会

現在、農産物、魚介類、缶飲料など、ベトナムの主要輸出品の多くがサウジアラビアに定着している。

関税総局の統計によると、2024年最初の5か月間のベトナムからサウジアラビアへの物品輸出額は6億1,530万米ドルに達し、前年同期比48.5%増加した。主な製品は、米、海産物、カシューナッツ、胡椒、木材、家具、飲料、繊維、履物、機械、自動車部品、電子部品、コンピューター、電話などである。ベトナムは、プラスチック材料、化学薬品、石油、ガスなどを含む5億4,970万米ドル相当の物品をサウジアラビアから輸入し、16.1%減少した。ベトナムとサウジアラビア間の今年最初の5か月間の輸出入総額は11億6,000万米ドルに達し、同時期比9.2%増加した。

近年、ベトナム貿易事務所は、多くのベトナム企業と現地パートナーを積極的に支援し、結び付けることで、この国へのベトナム輸出品の価値を高めることに貢献しています。

スピニーズCEOのスニル・クマール氏によると、同社は今年、リヤドとジッダに3店舗ずつ、そして今後5～10年の間にサウジアラビアで毎年少なくとも4店舗ずつ、スーパーマーケットを新規出店する予定だという。現在、スピニーズはUAEで150店舗以上、オマーンではスピニーズとアル・フェアの店舗を5店舗所有・運営している。スニル・クマール氏は、スピニーズはベトナムに購買担当駐在員事務所を開設する計画で、近い将来、ベトナム製品を市場に浸透させる絶好の機会となると述べた。