クイチャウ県農業農村開発局長のルオン・トリ・ズン氏は次のように述べた。「洪水後、同県は被害の範囲を調査し、解決策を提案し続けました。」しかし、困難なのは、岩や土に埋もれた稲作や野菜畑、養魚池の面積が広大で、土の層も厚すぎること、復旧には掘削機を使う必要があるが、地元の資金が限られているため、同時並行で実施することが難しいことだ。

「今回の洪水で被害を受けた灌漑施設や水没した畑を早急に再建する計画がなければ、多くの畑がこれからの冬と春の作物の収穫期に休耕状態となり、作物を生産できなくなるだろう」とドゥン氏は懸念した。