ロイター通信によると、コートジボワールのアラサン・ワタラ大統領は2024年12月31日、フランス軍がこの西アフリカの国から撤退すると発表した。
ワタラ大統領は国民に向けた年末演説で、コートジボワール国民は国の軍隊の近代化を誇りに思うべきだと強調した。
「こうした状況を踏まえ、我々はフランス軍の組織的かつ協調的な撤退を決定した」とワタラ氏は強調した。
コートジボワールのアラサン・ワタラ大統領は、2024年10月5日にパリ(フランス)で開催される第19回フランコフォニー・サミットの開会式に出席するために到着した。
ワタラ氏の発言に対するフランスの反応についてはまだ情報はない。
ワタラ氏がこの発言をしたのは、フランスがコートジボワールを含む西アフリカと中央アフリカ諸国における軍の駐留規模を約2,200人から600人に削減することを検討していると2024年11月に関係者がロイター通信に語ったことを受けてのことだ。
これに先立ち、チャド外務省は2024年11月28日にフランスとの防衛協力協定を終了したと発表しており、これによりフランス軍がこの中央アフリカの国から撤退する可能性がある。ロイター通信は、パリがチャドの決定を事前に知らされていたことを示す兆候はなかったと報じた。
チャド外務省は、フランスとの防衛協力関係を終わらせる決定が両国の友好関係を弱めるものではないと断言した。
しかし、ロイター通信によると、フランスは軍事クーデターを受けてマリ、ニジェール、ブルキナファソから軍を撤退させており、チャドの決定は西アフリカと中央アフリカにおけるフランスの歴史的、植民地的役割への新たな打撃となる。フランスは1960年代に西アフリカにおける植民地支配を終わらせた。
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出典: https://thanhnien.vn/bo-bien-nga-ra-quyet-dinh-quan-su-quan-trong-voi-luc-luong-phap-1852501010633092.htm
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