ポーランド軍は3月24日、ロシアが同日早朝、ロシア領からウクライナ西部の標的に向けて巡航ミサイルを発射し、ポーランドの領空を侵犯したと非難した。
2024年3月24日、ウクライナのキエフ上空でロケット爆発が見られる。(出典:ロイター) |
ポーランド軍作戦司令部は声明で、3月24日午前4時23分、ロシアの長距離航空機がウクライナ西部の標的に向けて発射した巡航ミサイルの1発がポーランド領空を侵犯したと述べた。
ミサイルはルビン県オセルドフ町付近のポーランド領空に39秒間進入した。ポーランド領空におけるミサイルの全飛行経路はワルシャワの軍用レーダーシステムによって記録された。
ポーランド国家保安庁長官ヤツェク・シェヴィエラ氏は同日午前5時にこの事件をウワディスワフ・コシナク=カミシュ副首相兼国防相に報告した。
ポーランドはNATO同盟国にもこの事件について報告し、特にポーランド南東部における空軍警報を含む空域の安全確保に必要な措置を講じた。
3月23日から24日にかけての夜には、ウクライナ西部のリヴィウ州政府がロシアの巡航ミサイル攻撃があったと報告した。これはTU-95MS戦略爆撃機から発射されたとみられる。
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