6月4日、中部高原総合病院(ダクラク)の副院長、チン・ホン・ニャット医師は、セミの蛹から育ったキノコを食べて中毒になった6人の救急患者の治療を病院が続けていると述べた。
「現在、患者の治療は進んでおり、中毒症状は軽減しているが、引き続き監視する必要がある」とナット氏は述べた。
これに先立ち、6月3日正午、セントラル・ハイランド総合病院は、セミの幼虫から育った赤いキノコを食べて中毒症状を呈している患者6人を受け入れた。このうち高齢患者5人は集中治療・中毒治療部門で緊急治療を受け、小児患者1人は小児・新生児集中治療部門で治療を受けていた。
セミの幼虫から育ったキノコを食べて中毒になった患者を医師が診察
患者はKVĐ(45歳)、THT(51歳)、NVL(52歳)、LNR(41歳)、CCR(38歳)、CYH(11歳、全員ダクラク省エアスップ郡ククバンコミューン在住)である。
入院時、3人の成人患者は無気力で意識不明、眼球痙攣、手足の衰弱などの症状が見られた。残りの患者は症状が軽く、意識ははっきりしており、話すことはできたが手足が弱っていた。
CCRの患者らによると、ここ数日、地元ではセミのさなぎから生えたキノコを「冬虫夏草」のような栄養のある食べ物だと勘違いして掘り出して売る人が多くいるという。 Rさんの家族は、家の周りでセミの幼虫から生えていた赤いキノコを10個以上掘り出し、それを調理して家にいる5人に食べさせた。
人々が料理のために掘り出したセミの幼虫からキノコが生え、中毒を引き起こす画像
食後約2時間後、R氏と他の2人は手足の脱力、嘔吐、腹痛、軟便の症状を示したため、家族は彼らをイーサップ保健センターに連れて行き、救急治療を受け、その後、セントラルハイランド総合病院に搬送して治療を受けた。
セントラル・ハイランド総合病院の集中治療科・毒物対策科のグエン・ティエン・フック医師によると、セミの幼虫から生えるキノコが「冬虫夏草」であり、健康に良いので利用すべきだと誤解している人がおり、非常に危険だという。宿主に寄生する菌類は人間にとって有毒となる可能性があるからです。軽度の中毒では嘔吐や軟便が起こることがあります。さらに重度の中毒は肝臓、腎臓、神経の損傷を引き起こし、昏睡や死に至ることもあります。
午後8時のクイックビュー:6月4日のパノラマニュース
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