ファム・トゥー・ハン報道官はベトナムのホアンサ諸島近海での中国軍演習に抗議した。 (写真:ミン・クアン) |
8月3日、定例記者会見で、中国が7月29日から8月2日まで東海の軍事演習場にホアンサ諸島の一部を組み込んだことに関する記者の質問に答えて、中国外務省報道官のファム・トゥ・ハン氏は次のように述べた。
中国が7月29日から8月2日までホアンサ諸島の一部を東海の軍事演習場に指定したことは、同諸島に対するベトナムの主権を深刻に侵害し、「東海関係国行動宣言」(DOC)の精神に反し、状況を複雑化させ、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)間の東海関係国行動規範(COC)に関する現在の交渉プロセスや、東海における平和で安定した協力的な環境の維持にプラスにはならない。
ベトナムは断固として抗議し、中国がホアンサ諸島に対するベトナムの主権を尊重し、同様の行為を繰り返さないよう要求する。
中国海上保安局の発表によれば、同国軍は7月29日から8月2日にかけて東海で大規模な軍事演習を実施した。演習海域は海南島からベトナムの西沙諸島および西沙諸島から約75海里離れた浅瀬のマクルズフィールド堆を含む東海の一部に広がっている。演習中、中国は船舶の演習海域への進入を禁止した。
中国版グローバルタイムズによると、報道発表に添付されたビデオには、055型駆逐艦1隻、052D型駆逐艦2隻、054A型フリゲート艦2隻、支援艦1隻を含む少なくとも6隻の追加軍艦が空母打撃群の山東空母を護衛し、上記の作戦を遂行する様子が映っている。
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