1月16日、韓国の辛元植国防相は、北朝鮮が極超音速ミサイル開発の目標達成に明らかに「一定の進展」を見せていると評価した。
北朝鮮が1月14日に極超音速弾頭を搭載した固体燃料中距離弾道ミサイルの発射試験を行った写真。(出典: KCNA) |
聯合ニュースによると、辛元植長官は1月14日に北朝鮮が東海に向けて中距離ミサイルを発射した後、 KBSとのインタビューでこの発言をしたという。
シン・ウォンシク氏は、今回の発射には北朝鮮が2022年1月に実験した極超音速ミサイルに似た円錐形の弾頭が搭載されたと述べた。
韓国国防軍トップは「2022年の発射との違いは、前回は液体燃料ミサイルだったのに対し、今回は最近開発した固体燃料ミサイルだったことだ」と分析した。 「ある程度の進歩があったと評価しています。」
固体燃料ミサイルは、発射前に燃料補給などより慎重な準備が必要な液体燃料ミサイルに比べ、発射前に探知するのが難しいと言われている。
極超音速兵器は、北朝鮮の金正恩委員長が2021年の朝鮮労働党大会で開発すると発表したハイテク兵器のリストに含まれている。
北朝鮮のミサイル発射をめぐり、欧州対外行動庁(EEAS)は最近、北朝鮮に対し、地域の平和と安全に影響を与えるあらゆる行動を停止するよう求める声明を発表した。
EEASによれば、朝鮮半島の永続的な平和と安全への唯一の道は、関係国との対話に応じ、国連安全保障理事会の決議に基づく核兵器と弾道ミサイルを放棄する義務を遵守するという平壌の決意にある。
さらにEEASは、欧州連合(EU)は朝鮮半島の完全かつ検証可能で不可逆的な非核化に向けた有意義な外交プロセスを促進するためにすべてのパートナーと協力する用意があると強調した。
北朝鮮の朝鮮中央通信( KCNA )は1月15日、同国が前日、極超音速弾頭を搭載した固体燃料中距離弾道ミサイル(IRBM)の発射実験に成功し、弾頭の飛行制御と安定性、およびロケットエンジンの信頼性をテストしたと発表した。
朝鮮中央通信は声明で、「この実験は近隣諸国の安全にいかなる影響も及ぼさず、地域の安全保障状況とも無関係だ」と述べた。
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