ヨーロッパの牛乳パックに「偽装」した麻薬密売組織を摘発

10月31日、ゲアン省警察麻薬犯罪捜査警察署からの情報によると、同署はハノイ市警察麻薬犯罪捜査警察署、ハノイ市税関、クインリュウ地区警察署（ゲアン省）と連携し、麻薬を輸送していたゲアン省クインリュウ地区クインザンコミューン在住のグエン・ヴァン・バ（1993年生まれ）を逮捕した。

以前、グエン・ヴァン・バ容疑者は、ノイバイ国際空港経由でヨーロッパからハノイに送られ、 ゲアン省クイン・リュウ地区に移送された合成麻薬が入った小包16個を受け取っていた。

10月25日午後1時頃、合同部隊は、グエン・ヴァン・バ氏が「商品」を受け取り、それを三輪車に載せてゲアン省クインリュウ郡カウギアット町の運送会社の切符売り場から出ようとしたところを現行犯逮捕した。

逮捕の際、グエン・ヴァン・バ容疑者は激しく抵抗し、車を方向転換させて逃走しようとしたが、警察はこれを制圧し逮捕した。

当局は、人物と車両を捜索した結果、牛乳16パックに隠された9.3kgのケタミンを発見した。さらに、住居を捜索し、合成麻薬錠剤600錠を押収した。

グエン・ヴァン・バ容疑者は、薬物はヨーロッパ在住のベトナム人男性から消費目的で送られてきたと自白した。グエン・ヴァン・バ容疑者には「野生生物に関する規制違反」で有罪判決を受けた過去があることが分かっている。

現在、本件は法律の規定に従って処理すべく、さらに捜査・拡大が進められているところでございます。