コロンビア軍が公開した画像には、行方不明の飛行機墜落事故犠牲者のものとみられる足跡が写っている。
AFP通信は5月19日、コロンビアのグスタボ・ペトロ大統領が、アマゾンの熱帯雨林での飛行機墜落事故で行方不明になった4人の先住民の子どもが2週間以上経って生存しているのを発見したとの発言を撤回したと報じた。
ペトロ氏はツイッターに、11カ月の乳児を含む子ども4人の救出を発表した5月17日夜のツイートを削除したと述べた。
「起きたことについてお詫び申し上げます。軍と先住民コミュニティは、国民が待ち望んでいるニュースを届けるため、今後も精力的に捜索を続けていきます」と彼は述べた。
5月1日に墜落し、パイロットと子供たちの母親を含む大人3人が死亡した飛行機に乗っていた子供たちの捜索に、100人以上の兵士と探知犬が派遣されている。
4人の子供の中には、11か月、4歳、9歳、13歳の子がいる。救助隊は事故後も彼らがまだ森の中をさまよっていると見ている。
「現時点では、彼らを見つけるまで捜索を続けること以外に優先すべきことはありません。彼らの命こそが何よりも重要です」とペトロ大統領は述べた。
情報が錯綜する中、コロンビア軍はペトロ氏が5月17日に発表した後、コメントしていない。
子どもたちの祖母フィデンシオ・バレンシアさんは、「子どもたちは森にいることに慣れていた」ので生きているという希望があると語った。
軍が公開した写真には、森の中にあったハサミ、靴、ヘアゴムなどが写っている。子供用の水筒と食べかけの果物もありました。
5月15日と16日、兵士らは森林地帯からコロンビア東部の主要都市の一つサン・ホセ・デル・グアビアーレに向かう飛行中に、パイロットと成人2人の遺体を発見した。
高さ40メートルにもなる木々と大雨のため捜索は困難を極めた。捜索には3機のヘリコプターが投入されており、そのうち1機はジャングル内での動きを止めるよう地元のウイトト語でバレンシアさんのメッセージを放送している。
飛行機墜落の原因は不明である。コロンビアの災害対策当局によると、パイロットは飛行機がレーダー画面から消える数分前にエンジンの不具合を報告した。
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